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労働保険(労災保険、雇用保険)

 国籍は関係なく、日本人と同じように要件に該当すれば加入させる必要があります。
 
 

健康保険

 労働保険と同じように国籍は関係なく、加入要件に該当すれば加入させる必要があります。外国人労働者が日本の社会保険に加入することの大きなメリットとして、海外に住んでいる親族を日本の健康保険の被扶養者にできるということが挙げられます。
 この場合、海外の被扶養家族が日本の健康保険証を使って日本で治療を受けられることはもちろんのこと、海外で治療を受けた際にも一定の範囲で保険給付の対象となります。
 具体的には海外で治療を受けた際に一旦費用を全額支払い、日本にいる外国人労働者(被保険者)に領収書等の必要書類を送り、被保険者が日本で申請すると本人負担分を差し引いた額が日本円で支給されるという流れになります。
 ただし、日本の健康保険法で保険給付の対象として認められている治療範囲で、日本で相当する療養費より明らかに高い場合は日本での相当する額になります。
 また医療費だけではなく、海外で出産した際は出産一時金を受け取れることや、日本で負傷、疾病にかかり母国へ帰国した場合でもある一定の条件のもと、帰国後も傷病手当など受けることが可能です。
 

扶養認定

 扶養認定にあたり日本のように夫婦同姓の場合は特に提出書類は必要ありませんが、夫婦別姓や親子別姓の制度をとってる国の場合はそれらを証明する書類が必要となります。
・夫婦間を証明するために「結婚証明書」等のコピーとその和訳
・親子間を証明するために「出生証明書」等のコピーとその和訳
 
なお、これらについては「協会けんぽ」の場合で、加入されている健康保険が「健康保険組合」など協会けんぽ以外の場合は、組合独自の規定を設けているので注意が必要です。
 
 

厚生年金保険

 厚生年金保険も国籍の要件はなく、要件に該当すれば加入させる必要があります。
 ただ、厚生年金保険特有の制度として社会保障協定というものがあり協定相手国の事業所から派遣された外国人は日本の社会保障制度の適用が免除されます。
 
 

ローマ字氏名届の提出が必要となる外国籍の被保険者の手続き

 外国籍の被保険者に関する手続きの際に「ローマ字氏名届」の提出が必要となります。具体的には厚生年金保険被保険者資格取得届、厚生年金保険被保険者氏名変更届、国民年金第3号被保険者関係届の提出時に在留カード(または特別永住者証明書)または住民票に記載されているローマ字氏名を「ローマ字氏名届」に大文字で記載、提出します。
 
 

社会保障協定とは

 日本の事業所から派遣され海外で働く労働者や逆に日本で就労する外国人労働者が、日本と母国での「保険料の二重負担」の防止や「保険料の掛け捨て」とならないよう日本と以下の国との間で社会保障協定を締結しています。

協定が発行済の国

ドイツ イギリス 韓国 アメリカ ベルギー フランス カナダ オーストラリア オランダ チェコ スペイン アイルランド ブラジル スイス ハンガリー
 

どちらの社会保障制度へ加入するか

一時派遣の場合(5年以内の場合)
    日本での加入は免除され、引き続き母国の社会保障制度に加入
長期派遣(5年を超える場合)
    日本の社会保障制度に加入
 

具体的な手続き

適用証明書を協定相手国の実施機関に交付申請
審査の結果申請が認められた場合、実施機関から適用証明書が交付
来日後、日本の事業所に適用証明書を提出。
※この適用証明書は年金事務所が提示を求めた時や調査の際に日本の社会保障制度に加入していない理由を尋ねられた時に提示すれば事足ります。